買い付けでうれしい瞬間はたくさんありますが、1番うれしいことのひとつは貴重なコレクションに出会った時と言えると思います。

レッドワークがたくさん詰まった立派な紙箱。

底は木が十字に入っていて、かなりしっかりとしています。

このお宝を販売していたおばあさんは、70代後半くらいでしょうか。

終活？で、家からアパートに引っ越すため、たくさん処分しなければいけないんだ、と

泣く泣く売っていたのでした。今日売れ残ったら夫に処分されてしまう！と。

ああ！30年？40年後の自分を見ているようです！！

ほかにも、かわいいアンティークのお人形、手芸用品、ティーセットなどもたくさん並んでいました。

素敵なものをたくさん持っていらっしゃるこの方はときどき、同じ蚤の市に出店されていたので、

このレッドワークも一部を買わせてもらったことがありましたが、今回はもう最後だとおっしゃります。

ここは、私も覚悟を決めて交渉に入りました。

「箱ごとだと、いくらになりますか？？」

「これは、ほんとに貴重なのよ…！」「全部欲しいの？！」

…交渉は、いったりきたりした末に成功して、無事にこのお宝を自転車の荷台に積んで

家に帰ったのでした。

わぁ、買ってしまいました。

まだ準備段階でもありませんが、少し落ち着いたら、ショップでご紹介する

ものもあるかと思います。気長にお待ち頂けたら嬉しいです。