2022/12/11 16:41

早いもので、第3アドベントの日曜日を迎えています。
アドベントとは、クリスマスを待つ前の4回の日曜日。
11月末の日曜日からカウントダウンが始まります。

あまり知られていませんが、ドイツではクリスマスツリーを飾るのは12月24日から。
24日に家族が教会へ行っている間、お母さんがツリーを飾り付け、簡単な料理を作り
(夫の実家の伝統では、茹でたソーセージとポテトサラダです!)、
クリストキンドがプレゼントを持ってきてくれています。

それまでは、もみのきなどの枝に小さなオーナメントなどを飾って過ごします。

こちらの小さな古いオーナメントは、ベルリンの蚤の市でおばあちゃんに
譲ってもらいました。

エルツ山地が木の製品で有名になる前のような、工房の名前も入っていないような
時代の古いものの素朴さが大好きで、こちらは手放すことができませんでした。

星に乗った子供、ツリーを抱えた女の子、ラッパを吹く小人や天使など、

クリスマスがものにあふれていなかった時代をしのばせる、地味なかわいい飾りです。


日照時間が極端に少ない毎日ですが、ろうそくの明かりに癒されながら、クリスマスを

待つ日々です。クリスマスは冬至のころでもあり、日がだんだん伸びていき始めるのも

気分を明るくしてくれます。