2022/10/19 22:59
10月中旬にしてとても暖かい土曜日、地元でいつも行っているフリマに、今回は出店者として参加しました。
蚤の市/フリマには、ベルリンで2回ほど出店したことがあります。ベルリンでの出店は、メジャーなマウアーパークで。今の申し込みの方法は変わっているかもしれませんが、現地で申し込みを受け付けている人のところへ直接話しかけた記憶があります。
ベルリンでは、たいていのところが屋根(布製)付きのテーブル付きで申し込みになります。業者がストールを準備してくれていて、そこに売りたいものを持っていけばいいので、らくちんです。自分専用のスペース(お店!)という特別な感じがあってわくわくします。木の柱にハンガーを掛けることができたり、何かと便利ですし、雨でもすぐには濡れないという利点もあります。イスや私物が置きやすく、お財布の入ったバッグを置いていても盗難の恐れが少ないです。出店料は30€程度だったと思います。1mだけの小さなスペースで、自分で机を持ってきて出店するスタイル(たしか6€程)もありました。地元でも何度も出店してきましたが、小学校の開催など小規模のもので来ている人が限られました。
今回の街中のフリマでは、街のコイン・古切手ショップに申し込みに行きます。
出店料は30ユーロ。今のレートだと4500円になってしまうので、高いですね!感覚では3000円ちょっとという感じでしょうか。もっと安く出店できるフリマもあります。
さて、ここのフリマの特徴は朝がとっても早いこと!4月から10月がシーズンで、6,7,8月は朝も陽が出るのが早いのでいいですが、シーズン最後の10月ともなると…なんと7時半ごろまで真っ暗な中、売っていました!
ベルリンとは違って、テーブルは持参が基本です。日本のフリマだと床にシートを敷いて直置きが多いかもしれませんが、背が高く足も長いドイツ人、しゃがむのは苦手です・笑。テーブルは、ペンキ塗り用机(Tapeziertisch)というものが一般的で、1mx60cmのものを3台並べます。出店場所の大きさも基本的にその3台分ということになりますが、ハンガーラックを持ってきて横に置く人も多く、スペース区分は結構甘めでしょうか。
朝が遅い季節になると、スタートの時間もほんとにそんなに早いのか半信半疑で、今までも少し明るくなってから出かけていましたが出店者として今回は6時前から準備を始めました。すでに並べ終わっている人も、私より後から来る人も。やっぱり、夏の明るいシーズンよりはゆっくり目です。でも、プロというか、業者というかの人々は真っ暗な中、懐中電灯を片手に、あるいは頭にランプをつけて(これはほんとにまぶしかったりして、これをつけて真剣な顔をして掘り出し物を探している姿には笑いたくなるほどです。ランプ付きの人、20人くらいはいた気がします!)またはスマホのライトを持って(これは私もやっています)買いに来るのです。そんな人たちの多くは、決まったものを探しています。プレイモビル、シュライヒ、レゴ…。これらは、ドイツでは値段が下がらないおもちゃのトップ3です。スマホや電子機器を探している人もいました。私のように早く売り払いたいような一般家庭の出店者から買うのは理にかなっています。
朝はそんな人たちの気迫に圧倒されつつ、それでも自分でも納得できる値段で売ることができ一安心。そして明るくなってからは、家族連れや友達同士で来ている人たちで賑わいました。
私が売ったモノ。
キッチン用品:日本の茶碗やどんぶりなど、鍋のフタ、子供のプラスチック皿
子供服、婦人服、ポーチなどの小物、ドイツの小説、子供の本、文具、日本のキャラもののあれこれ
おもちゃ:プレイモビルのセット(ホテル、家、馬小屋)、レゴDUPLO、バービー
小さなガチャガチャで出てくるようなおもちゃ、子供用スーツケース
などなど…。とにかくなんでも売れた!という印象。
今回は、ほんとうにモノを減らしたかったので、人を見つつ(結構わかります)、値下げにも応じるつもりで値段を言いました。もちろん、そのまま買ってくれる人もいれば、値切る人もいます。あり得ない値段を言ってくる人もいます。値下げして売りたくないものや、最低のラインなどを決めておくのもいいかもしれませんね。この辺は日本でも同じだと思います!
気になる売り上げは…?
手伝った娘が自分のお小遣いにした分も含めて約300€!!マイナス出店料30ユーロ。
今のレートだと4万円を超えるので出店してよかったです!
さて、売れ残ったものはどうするのでしょうか。
せっかくなので、この続きも近いうちにブログに書きたいと思います。